- ■一度の駆除では解決しない害虫■
- 飲食店で一番大切なのはもちろん「味」ですが、それと同じくらい大切と言えるものはお店の「清潔感」です。
- どんなに味のよい飲食店でも店内や厨房が不潔だとお客様のリピートにつながりにくくなります。
- 特に不潔にさせる原因はゴキブリ等の害虫です。
- ゴキブリはお店を不潔にさせるだけではなく、菌をまき散らし、人体に害を及ぼします。
では、どうすればいいのか？
大抵のオーナー様は家庭用の害虫薬品を使用して駆除を試みます。
しかく、身に覚えがないでしょうか？
ゴキブリを捕まえるシートをあちこちに置いてあるのにゴキブリが全滅してくれない事。
ゴキブリの生命力はとても強いと言えます。
そんなゴキブリには「日常管理」と「定期管理」が必要です。
【ゴキブリの日常管理】
トラップの日常点検及び交換。汚れやすい厨房機器・床・什器下・グリストラップ等の清掃などが必要です。
【ゴキブリの定期管理】
害虫駆除は、 １、目立ってきたから業者を入れる。 ２、毎月定期的に施工をしてゴキブリを出さないようにする。 ３、法定点検だけ年2回入れる。
…というのが現在多いやり方です。
しかしながら、日常的に清潔にしていないとゴキブリ(チャバネゴキブリ) 突然大発生という事になります。
日常清掃が必要な理由 ・床に落ちた食材やゴミをスタッフが厨房機器の下に蹴って、それがエサになる ・チャバネゴキブリが店舗に入ってくるのは、９９％自分の意志で入ってはきません。
１衣服に着いて人間が運ぶ ２仕入れ時に食材や段ボール、箱に侵入したり、卵鞘（らんしょう／たまごの様な物）を産み付けていたりする。 …
と言う様な、外部からの侵入がほぼ100％です。
※成虫の行動範囲は約５～１０ｍ(卵鞘を持ったメスは50㎝位の移動距離＝しかも、3日に一度くらいしか動かない）
※卵鞘を持ったメスは身の危険を感じると、卵鞘を強制的に身体から離し産み着ける。（卵所に薬剤は効きません。）
食中毒や腸炎の原因にもなるサルモネラ菌などの細菌性病原体を媒介します。
ゴキブリの糞などに反応するゴキブリ・アレルギーはハウスダスト・アレルギーの持ち主に多く見られるもので、健康被害としては細菌感染よりもむしろ高頻度かも知れません。
チャバネゴキブリは 孵化するまでに20日間 成虫になるまで60～90日間 成虫になり90日～150日程度生きます。
その3カ月でメスは3～5回卵鞘（たまご）を生みます。
一つの卵祥には50匹くらい入っています。
1匹のメスが卵鞘を持ったチャバネゴキブリが外部侵入したら、、、
50匹くらいの幼虫が生まれ、、、
50匹の半分の25匹がメスとすると
25匹×50＝1,250匹
1,250匹の半分がメスとして
625匹×50匹＝31,250匹、、、
3カ月位でこんなに増えてしまいます。
ゴキブリが出てから駆除 ではなく、定期的に防除を行うのがベストです。
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